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「無能」の意味と使い方や例文!「無芸無能」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
無能

【読み方】
むのう

【意味】
能力のないこと。才能がないこと。役立たずなこと。

【語源・由来】
能が無いの意。

【類義語】
役立たず、能無し、ぼんくら、馬鹿

【対義語】
有能、逸材、多才、多能

無能(むのう)の使い方

健太
こうなることが分かっていたのに、どうしようもできなかったよ。
ともこ
無能だったわね。
健太
有能な人間になりたいなあ。
ともこ
次に何か問題が起きた時に対処できるように勉強をがんばりましょう。

無能(むのう)の例文

  1. 無能な上司のせいで優秀な社員が大勢退職していった。
  2. いかに自分が無能だったか思い知らされた。
  3. 彼女は政治家としては無能だからテレビ出演はできないらしい。
  4. 彼は無能のため解雇されました。
  5. 残業するのは無能な証だとののしられた。

「無芸無能」とは?

無能」を用いた表現の一つに「無芸無能(むげいむのう)」があります。

無芸無能」とは、何の取柄も才能もないことをいいます。

無芸」は、人に見せるような芸や特技が無いこと。役に立たないことをいいます。

【類義語】
・無為無能(むいむのう)

【例文】

  1. 無芸無能な私にできることは何もない。
  2. つひに無能無芸にして、ただこの一筋につながる。(松尾芭蕉)
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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