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「無闇」の意味と使い方や例文!「無闇矢鱈」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
無闇

【読み方】
むやみ

【意味】
①結果や是非を考えないで、いちずに物事をすること。また、そのさま。
②物事の状態が度を超えて甚だしいさま。ひどい。

【語源・由来】
理非を超越する意の「闇」に、否定辞「無」を冠したもの。

【類義語】
闇雲、軽率、無茶、無計画

【対義語】
慎重

無闇(むやみ)の使い方

健太
校長先生の話は無闇矢鱈に長いよね。
ともこ
もっと短くしてほしいわよね。
健太
僕が校長先生になったら一分で終わらせるよ。
ともこ
それくらいがちょうどいいわね。

無闇(むやみ)の例文

  1. 無闇に買いあさる。
  2. 無闇矢鱈に酒を飲むと体に悪い。
  3. 健太くんは無闇にスピードを出す。
  4. 他人を無闇に非難してはいけない。
  5. 無闇に人を信用してはならない。

「無闇矢鱈」とは?

無暗」を用いた言葉に「無闇矢鱈(むやみやたら)」という語があります。

無闇矢鱈」は、「むやみ」を強めていう語。むちゃくちゃ。

という意味です。

無闇矢鱈に腹が立つ」「無闇矢鱈と食べる」というように使います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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