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「虫唾」の意味と使い方や例文!「虫唾が走る」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
虫唾

「虫酸」とも書く。

【読み方】
むしず

【意味】
胃酸過多のため、胃から口に出てくる不快な酸っぱい液。

【語源・由来】
胸がむかむかするときに胃から口にこみ上げてくる酸っぱい液は、胃の中にいる寄生虫が出す唾液と考えられていたため「虫の唾」と書き「虫唾」なったとされる。また、寄生虫による酸っぱい液なので「虫の酸」ということから「虫酸」になったという説もある。

虫唾(むしず)の使い方

健太
今日の給食は何?
ともこ
タコのマリネよ。
健太
うわあ。僕はタコと聞いただけで虫唾が走るんだ。
ともこ
代わりに食べてあげるわよ。

虫唾(むしず)の例文

  1. 健太くんの顔を見ただけで虫唾が走る。
  2. 虫唾が走るほど嫌なやつと同じクラスになってしまった。
  3. ともこちゃんのことを考えるだけで虫唾が走る。
  4. 彼の人を小ばかにしたような話し方に虫唾が走る。
  5. 彼の声を聞くと虫唾が走るんだ。

「虫唾が走る」とは?

虫唾」を使ったことわざに「虫唾が走る」があります。

虫唾が走る」とはひどく不快であるという意味です。

虫唾が走る」は人についていうことが多いですが、物事を忌み嫌うことにもいいます。

【類義語】

  • 鼻につく
  • 不愉快
  • 反吐が出る