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「任命」の意味と使い方や例文!「指名」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
任命

【読み方】
にんめい

【意味】
ある官職や役目に就くよう命じること。

【語源・由来】
「任」は「引き受けた役目。」
「命」は「言いつける。言いつけ。」

【類義語】
任ずる

【対義語】
拝命、免職、辞職、罷免、解任、使命、解職

任命(にんめい)の使い方

ともこ
みんなの予定が合わないなあ。
健太
幹事に任命されたの?
ともこ
そうなのよ。幹事なんて面倒臭いわ。
健太
みんなの予定を合わせて、参加者の人数に合った店を予約しないといけないもんね。大変な仕事だ。

任命(にんめい)の例文

  1. 首相は彼を後任に任命しました。
  2. 校長に任命され、この学校に赴任してきました。
  3. 野党は、首相の任命責任を追及するつもりです。
  4. 政府は、彼女をアメリカ大使に任命しました。
  5. フランス大統領は、首相の任命権を持つ。

「任命」と「指名」の違いは?

任命」に似ている語に「指名(しめい)」があります。

指名」は、「名をあげて、その人を指定すること。なざし。」という意味です。

対して「任命」は、官職に任ずること、職務を命ずることをいいます。

ふさわしいと思う人を名指しすることが「指名」、命じて任ずることが「任命」です。