姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「認識」の意味と使い方や例文!「認識が甘い」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
認識

【読み方】
にんしき

【意味】
①ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること。また、そういう心の働き。
②《cognition》哲学で、意欲・情緒とともに意識の基本的なはたらきの一で、事物・事柄の何であるかを知ること。また、知られた内容。

【語源・由来】
「認」は「物事をそれと見きわめる。」
「識」は「物事を区別して知る。見分ける。また、その心の働き・能力。」

【類義語】
認知

【対義語】
否認、麻痺、無意識

認識(にんしき)の使い方

健太
ともこちゃんは、僕の彼女だよね。
ともこ
違うわよ。
健太
僕たちは付き合っているという認識だったよ。
ともこ
どこをどう間違えたら、そういう認識になるのよ。

認識(にんしき)の例文

  1. 貯金は大事だという漠然とした認識しかもっていない。
  2. 女性はおしゃべりなものだからという認識を改める。
  3. 知人の家だから、不法侵入に当たるとは認識していなかった。
  4. 個人情報を厳重に扱う必要があるという認識が欠如していた。
  5. 事の重要性を認識する必要がある。

「認識が甘い」とは?

認識」は、「認識が甘い(にんしきがあまい)」という表現で使われることがあります。

認識が甘い」の「甘い」は、しっかりした心構えができていないという意味です。

認識が甘い」とは、しっかりと理解していない、認識が不十分であるという意味です。

【例文】

  1. 契約への認識が甘いとトラブルに発展することが多い。
  2. 軽率な発言のせいで、政治家が、国民から認識が甘いと批判された。
  3. セクハラに対する認識が甘いから、そういう発言をするんだ。