【二字熟語】
能筆
【読み方】
のうひつ
【意味】
字が上手なこと。また、その人。能書。
【語源・由来】
「能」は「特定の技術に達者なこと。」
「筆」は「かいた文字や絵。」
【類義語】
能書
【対義語】
悪筆、乱筆、稚筆
能筆(のうひつ)の使い方
能筆と噂のともこちゃんの字は、本当にすごいね。
ありがとう。
この「生」という字は、本当に生き生きとしているよ。
字に魂がこもるように書いているのよ。
能筆(のうひつ)の例文
- ともこちゃんは書道家の親譲りの能筆だ。
- 能筆な健太くんは、生徒会の書記を務めることになった。
- かつては能筆祈願ということで、神社の扉に筆を吊り下げる風習がありました。
- 海外からのお客様にともこちゃんの能筆を披露した。
- ともこちゃんは能文であり能筆だ。
「能筆家」とは?
「能筆」は「能筆家」という表現で使われることがあります。
「家」は「そうした性向の強い人。そういう状態にいる人。」(例:厭世家。健啖家。金満家。倹約家。)
という意味です。
「能筆家」は字が上手な人のことをいいます。
主に毛筆で書く字をいいます。