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「温純」の意味と使い方や例文!(類義語)

温純の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
温純

【読み方】
おんじゅん

【意味】
すなおで、かざりけがないこと。また、そのさま。

二字熟語の博士
「温純」という言葉は、すなおで飾ったり偽ったりしない、素直な様子を表しているんだよ。

つまり、無駄なものを取り去り、純粋であることや、そのような性格を持つ人のことを言うんだ。

助手ねこ
ああ、そやな。それは「飾り気がなく、ありのままの自分を出せる人」って感じやな。

偽ったりせず、素直に感じたことや思ったことを表現する人のことや。そんな人とは、一緒にいて気が楽やろうな。

【語源・由来】
「温」は「顔色や心がおだやかである。」
「純」は「きいと。まじり気のない絹糸。 ②まじり気がない。飾らない。けがれがない。もっぱら。」

【類義語】
素直

温純(おんじゅん)の解説

カンタン!解説
解説

「温純」っていう言葉はね、誰かがとっても素直で、偽りや飾りっ気がないことを表しているんだよ。例えば、お友達が誰かに何も隠さず、本当の気持ちを正直に話しているときや、自分を飾らず、自分のままでいるとき、そのような行動や態度を「温純」と言うんだ。

たとえば、漢書‐揚雄伝下という中国の歴史書に「故人の温純と云べし」という一節があるんだけど、これは「その人はとても素直で飾らない性格だった」というような意味になるんだよ。

だから、「温純」っていうのは、人がとても心から素直で、本当の自分を出している状態や態度を示す言葉なんだね。

温純(おんじゅん)の使い方

ともこ
健太くんは温純な人だから、きっと家族から愛されて育ったんでしょうね。
健太
両親も兄さんも祖父母も、みんなから大事にされたよ。
ともこ
そんなに大事にされたのに、我儘になっていないところがすごいわ。
健太
育て方がうまかったんだろうね。

温純(おんじゅん)の例文

例文
  1. 彼は温純な良い人でした。
  2. 子供たちの心は温純で美しい。
  3. 温純な健太くんは、人をだますようなことをしない。
  4. 温純な生徒は先生から愛されやすい。
  5. 嘘が言えない温純な性格です。