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「落魄」の意味と使い方や例文!「落魄れ」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
落魄

【読み方】
らくはく

「らくばく」とも。

【意味】
衰えて惨めになること。落ちぶれること。零落。らくたく。

【語源・由来】
「落」は「しっかりしていたものが存立の基盤を失う。」
「魄」は「おちぶれる。」

【類義語】
凋落

【対義語】
栄達

落魄(らくはく)の使い方

健太
僕の家は、元々は貴族だったんだ。
ともこ
へえ。どうして今はお金持ちじゃないの?
健太
おじいちゃんが事業に失敗して落魄してしまったんだよ。
ともこ
経営って難しいわよね。

落魄(らくはく)の例文

  1. 落魄した姿を健太くんに見られたくない。
  2. 知人が落魄しているのを聞き、無視することはできなかった。
  3. 華やかな生活から一転して、落魄の生活を送っている。
  4. 健太くんの落魄ぶりが痛ましい。
  5. 落魄してから多くの人が離れていったが、ともこちゃんだけはそばにいてくれた。

「落魄れ」とは?

落魄」と同じ漢字表記を用いた語に「落魄れ」があります。

落魄れ」は「おちぶれ」と読みます。

「零落れる」とも書きます。

身分や生活状態が下がって、みじめになること。零落する。」という意味です。

落魄れてひっそり暮らす。」「こじきにまで落魄れる。」というように使います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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