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「来訪」の意味と使い方や例文!「ご来訪」と「ご来社」の違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
来訪

【読み方】
らいほう

【意味】
人が訪問してくること。

【語源・由来】
「来」は「くる。やってくる。」「訪」は「おとずれる。とう。人をたずねる。」

【類義語】
来宅

【対義語】
往訪

来訪(らいほう)の使い方

健太
お客さんが来ていたの?
ともこ
うん。久しぶりに友人が来訪してくれたの。
健太
ソーシャルディスタンスが推奨されていて、なかなか来訪することは難しかったもんね。
ともこ
対面で話すっていいわよね。

来訪(らいほう)の例文

  1. 来訪があったようで、客用の食器出ていた。
  2. 秘書が客の来訪を告げた。
  3. この度はご来訪いただき深謝いたします。
  4. 私の来訪を事前に知っていたようだ。
  5. お忙しい中大変恐縮ですが、ご来訪くださいますようお願い致します。

「ご来訪」と「ご来社」の違いは?

取引先やお客様に対して、自分の会社に来ていただくとき、「ご来訪」「ご来社」といいいます。

ご来訪」「ご来社」ともに「来ていただく」という意味の言葉です。

ご来訪」・・・「会社に限らず来ていただくこと。」
ご来社」・・・「会社に訪ねて来ていただくこと。」

誰かに会社に来ていただくときは「ご来社」、会社及びそれ以外の場所に来ていただくときは「ご来訪」を使います。

ご来訪」は場所を限定しないので、会社に来てもらう場合でも「ご来訪」ということが可能ですが、ビジネスでは一般的に「ご来社」が使われます。

【例文】

  1. ○月○日にご来訪いただく日時・場所は次の通りです。
  2. お忙しい中のご来社感謝致します。
他にも、会場ならば「ご来場」、事務所なら「ご来所」、病院なら「ご来院」という使い方があります。