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「礼節」の意味と使い方や例文!「礼節を重んじる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
礼節

【読み方】
れいせつ

【意味】
貴人に対して礼を行う作法。礼儀のきまり。

【語源・由来】
礼儀と節度の意。

【類義語】
礼儀、節度、行儀、マナー

【対義語】
虚礼、無礼

礼節(れいせつ)の使い方

ともこ
健太くん。目上の人の前ではちゃんとしないとだめよ。
健太
衣食足りて礼節を知るっていうからね。お腹がすいて礼節どころじゃないよ。
ともこ
ご飯を食べていないの?
健太
もう三日も食べていないよ。

礼節(れいせつ)の例文

  1. 剣道を通して礼節の大切さを子供たちに伝える。
  2. 紳士は十分に品格と礼節とを備えた態度をもっておれに接した。(森鴎外訳、諸国物語)
  3. 貴族階級のサロンというものは、そこから出て来てこんな話があったあんな話があったと引き合いに出して話せるから愉快であるが、しかしそれっきりのものなのだ。礼節ということがそれだけで何かの意味を持っているように思われるのは、はじめの数日だけである。(スタンダール、赤と黒)
  4. 彼は幼いころから聡明かつ鋭敏で、礼節をわきまえていた。
  5. 健太くんの態度は礼節を欠きすぎている。

「礼節を重んじる」とは?

礼節」を用いた表現の一つに「礼節を重んじる(れいせつをおもんじる)」があります。

礼節を重んじる」とは、礼儀や節度を価値のあるものとして尊重するという意味です。

【例文】

  1. 常勝校は強いだけでなく、礼節を重んじ、相手チームに敬意を払う。
  2. 彼女は、礼儀を重んじ厳しいが、面倒見の良いところもある。