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「浪費」の意味と使い方や例文!「時間の浪費」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
浪費

【読み方】
ろうひ

【意味】
みだりについやすこと。金銭・労力・時間などをむだに使ってしまうこと。むだづかい。

【語源・由来】
「浪」は「とりとめがない。みだりに。」
「費」は「金や物を使って減らす。ついやす。」

【類義語】
贅沢、濫費、無駄遣い、蕩尽、散財、豪遊、費やす

【対義語】
温存、節約、倹約、貯蓄、緊縮、節減、貯金

浪費(ろうひ)の使い方

ともこ
健太くんは彼女がいるの?
健太
彼女なんて作って時間を浪費したくないんだ。
ともこ
彼女ができないから負け惜しみでしょう?
健太
違うよ。今は、自分の趣味に時間を費やしたいんだ。

浪費(ろうひ)の例文

  1. お嬢様育ちのともこちゃんには浪費癖がある。
  2. これ以上の話し合いは時間の浪費だ。
  3. 最近のテレビは、時間の浪費にしかならない番組ばかりだ。
  4. スマホに依存する生活は時間の浪費だ。
  5. しかしいったん緒を見出した時、自分はできるだけ根掘り葉掘り聞こうとした。けれども言葉の浪費を忌む彼女は、そうこちらの思い通りにはさせなかった。彼女の口にするところは重に彼ら夫婦間に横たわる気不味さの閃電に過ぎなかった。(夏目漱石、行人)

「時間の浪費」とは?

浪費」を用いた表現の一つに「時間の浪費(じかんのろうひ)」があります。

時間の浪費」とは、時間を無駄に使ってしまうことをいいます。

【例文】

  1. 時は金なりというから、時間の浪費だけはしたくない。
  2. 机の上でもんもんと考えていても時間の浪費でしかない、現場に足を運んでみよう。