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「朗報」の意味と使い方や例文!「吉報」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
朗報

【読み方】
ろうほう

【意味】
明るい知らせ。嬉しい知らせ。

【語源・由来】
「朗」は「気持ちが明るく、わだかまりがない。」
「報」は「告げ知らせる。知らせ。」

【類義語】
吉報、快報、福音

【対義語】
悲報、訃報

朗報(ろうほう)の使い方

健太
学割でこの価格だって。
ともこ
学生にとって朗報ね。
健太
学割のシステムは助かるよね。
ともこ
ずっと学生のままでいたくなるわよね。

朗報(ろうほう)の例文

  1. 彼が無事に生きていたというのは朗報だった。
  2. 合格の朗報が届いた時、夢ではないかと自分の頬をつねった。
  3. 自動車大国日本にとって、原油価格の下落は朗報となる。
  4. 新十郎は元子を慰め、必ずや近く朗報の訪れがあるでしょうと力を与えて、老女杉山に会った。(坂口安吾、明治開化 安吾捕物)
  5. 主砲の復帰は、ファンにとって何よりの朗報だ。

「朗報」と「吉報」の違いは?

朗報」に似ている語に「吉報(きっぽう)」があります。

吉報」とは、「よいたより。めでたいしらせ。」という意味です。

朗報」も「吉報」も、よいしらせをいいます。

しかし「吉報」は、主に、めでたい出来事を伝えるしらせをいいます。

対して「朗報」は、明るい気分になるような、うれしいしらせをいいます。