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「流言」の意味と使い方や例文!「流言蜚語」とは?(類義語)

【二字熟語】
流言

【読み方】
りゅうげん

【意味】
根拠のない風説。うわさ。

【語源・由来】
「流」は「根拠のない。」
「言」は「ことば。」

【類義語】
空言、流説、風説、デマ

流言(りゅうげん)の使い方

健太
あの話は本当なのかな。
ともこ
根も葉もない流言に過ぎないわよ。
健太
でも、火のない所に煙は立たぬっていうよね。
ともこ
気になるなら真実か否か、健太くんが調査すればいいのよ。

流言(りゅうげん)の例文

  1. 内定を辞退すると珈琲をぶっかけられるという流言がある。
  2. 流言を鵜呑みにする人たちが、陰謀論を唱え始めた。
  3. 流言に惑わされてひどい目にあった。
  4. 流言が飛び交い、校内はパニックに陥った。
  5. 一例は『朝日新聞』経済記者のスクープによる東株暴落事件である。之によって記者達は流言浮説をなしたという廉で、退職を余儀なくされている。(戸坂潤、現代日本の思想対立)

「流言蜚語」とは?

流言」を用いた表現の一つに「流言蜚語(りゅうげんひご)」があります。

流言蜚語」とは、根拠のないのに言いふらされる無責任な噂という意味です。

【類義語】
・造言飛語(ぞうげんひご)

出典は、「明、文兼、先撥志始」からです。
【例文】

  1. 戦争中は流言蜚語が禁じられていた。
  2. メディアの批判を被害妄想、流言蜚語と断じた。