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「離散」の意味と使い方や例文!「一家離散」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
離散

【読み方】
りさん

【意味】
ちりぢりに離れること。

【語源・由来】
散り散りに離れる意。

【類義語】
解散、散開、分散、散乱

【対義語】
集合

離散(りさん)の使い方

健太
ともこちゃん。僕は引っ越すことになったんだ。
ともこ
お父さんの転勤?
健太
違うんだ。父さんが事業に失敗して、一家離散することになったんだ。
ともこ
大変なことになっているのね。

離散(りさん)の例文

  1. 戦争は多くの離散家族を生み、国全体を不幸にしました。
  2. 家族との離散は子供の心に深い傷を残した。
  3. 土砂崩れの被害で農地はだめになり、一家離散する家庭が多かった。
  4. 戦争中、休業して離散した社員を戦後呼び戻した。
  5. 魚の群れが集合と離散をくり返す。

「一家離散」とは?

離散」を用いた表現に「一家離散(いっかりさん)」があります。

一家離散」の「一家」は、一つの家族、一つの所帯という意味です。

一家離散」とは、家族がバラバラに離れることをいいます。

【例文】

  1. 競馬で全財産を失い、一家離散を経験した。
  2. 両親が事故で急死して一家離散した。
  3. 仲の良い家族だったが、父が友人の保証人になったことで一家離散に追い込まれた。
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