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「無難」の意味と使い方や例文!いい意味?悪い意味?(類義語・対義語)

【二字熟語】
無難

【読み方】
ぶなん

【意味】
①これといって特色はないが、また非難すべき点もないこと。平凡無事なさま。当たり障りのないさま。
②危ないことのないこと。無事。

【語源・由来】
難が無いの意。

【類義語】
手堅い、着実

【対義語】
ジリ貧、リスキー、多難、チャレンジ

無難(ぶなん)の使い方

健太
あまり仲良くない人と会うと、会話に困るよね。
ともこ
相手も同じ気持ちなんだから、無難に天気の話でもしておけばいいのよ。
健太
僕は難しく考えすぎなんだね。
ともこ
気楽に考えないと肩がこるわよ。

無難(ぶなん)の例文

  1. 自由な服装と書いてあるが、ジャケットを着ていった方が無難だろう。
  2. ここは正直な意見を言うより、褒めておいた方が無難だろうな。
  3. いつも無難な色の服を選んでしまう。
  4. そのピッチャーは、無難な立ち上がりを見せました。
  5. 今までの人生、無難な道を選んできた。

いい意味?悪い意味?

無難」は、「危ないことのないこと。無事。」といういい意味で使われます。

しかし、「これといって特色はないが、また非難すべき点もないこと。平凡無事なさま。当たり障りのないさま。」という意味があります。

なので「無難なアイディアだね」という表現だと、失敗のない安全なアイディアとも言えますが、平凡でつまらないアイディアという悪い意味にもなるので注意して使いましょう。