「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「瑣末」の意味と使い方や例文!「瑣末事」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
瑣末

「些末」とも書く。

【読み方】
さまつ

【意味】
重要でない、小さなことであるさま。些細 。

【語源・由来】
「瑣」は「小さい。細かい。取るに足りない。」
「末」は「中心的でないこと。主要でない。とるにたりない。」

【類義語】
些細

【対義語】
重大、重要

瑣末(さまつ)の使い方

健太
僕には、どれが瑣末でどれが重要なのか区別がつかないよ。
ともこ
赤いシールが重要の印よ。
健太
もう分類してくれてあるんだね。
ともこ
健太くんには区別がつかないだろうなと思ったの。

瑣末(さまつ)の例文

  1. そんな瑣末なことにこだわっていては、心がすり減っていくよ。
  2. 瑣末な雑務に追われ、地味に忙しい。
  3. そんなのは瑣末なことだから心配する必要はない。
  4. 結果が重要なのであって、経過や方法は瑣末な事だ。
  5. これは組織に瑣末な影響しか与えない。

「瑣末事」とは?

瑣末」を用いた表現の一つに「瑣末事(さまつじ)」があります。

瑣末事」とは、瑣末な事をいう表現で、取るに足りないことという意味です。

【例文】

  1. あまりに見事な演奏で、ミスタッチが瑣末事に思えてしまう。
  2. 健太くんの主張することが事実と相異する点は瑣末事にすぎない。
  3. 瑣末事まで逐一報告する必要はない。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。