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「散漫」の意味と使い方や例文!「注意力散漫」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
散漫

【読み方】
さんまん

【意味】
①ちらばり広がること。
②まとまりのないさま。集中力に欠けるさま。

【語源・由来】
「散」は「とりとめがない。しまりがない。」
「漫」は「むやみに広がって締まりがない。」

【類義語】
放漫、ル-ズ

【対義語】
緻密、専心、集中

散漫(さんまん)の使い方

ともこ
健太くん。手がおろそかになっているわよ。
健太
いろんなことに気を取られて意識が散漫になっていたよ。
ともこ
集中しないと終わらないわよ。
健太
気合を入れて頑張ろう。

散漫(さんまん)の例文

  1. 外がうるさくて注意が散漫になった。
  2. 睡眠不足で注意力が散漫になっている。
  3. この本は、構成が散漫だ。
  4. 注意力散漫な生徒に喝をいれる。
  5. 健太くんは散漫で集中していないようだった。

「注意力散漫」とは?

散漫」を用いた表現の一つに「注意力散漫」があります。

注意力散漫」とは、「注意が定まらず気が散るさま。集中力がないさま。」という意味です。

【例文】

  1. 長時間の運転は注意力散漫になる。
  2. ともこちゃんは、気がかりなことがあるようで注意力散漫だ。
  3. 注意力散漫なせいで失敗を繰り返した。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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