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「試案」の意味と使い方や例文!「草案」「素案」「原案」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
試案

【読み方】
しあん

【意味】
試みに立てた案。仮の計画や意見。

【語源・由来】
試みに立てた案の意。

【類義語】
試論、叩き台

試案(しあん)の使い方

健太
ともこちゃん。軽く試案を考えてきたよ。
ともこ
なかなかおもしろいわね。でも、予算がかかりすぎるアイディアばかりね。
健太
予算内にできるよう修正してくるよ。
ともこ
予算内にできるようなら、いいアイディアだと思うわ。

試案(しあん)の例文

  1. その会議で、数々の試案が検討されました。
  2. 子供の数が減り学校の統廃合の試案を作ったが、住民に反対された。
  3. 中間報告という名の試案を提出しました。
  4. 試案と完成したサンプルを見て、細かく修正していく。
  5. 憲法改正の試案を作成し、4月に発表した。

「試案」と「草案」「素案」「原案」の違いは?

試案」に似ている語に「草案(そうあん)」「素案(そあん)」「原案(げんあん)」があります。

「試案」と「草案」の違いは?

草案」は、文章、特に規約などの下書き・原案という意味です。

試案」は、試みに立てた案をいいます。

対して「草案」は、主に規約の下書きをいいます。

「試案」と「素案」の違いは?

素案」は、原案になる前の、大もとの考え、案という意味です。

試案」は、試みに立てた案をいいます。

対して「素案」は、大もとの案をいいます。

「試案」と「原案」の違いは?

原案」は、「もとになる案。特に、会議などに提出された、最初の案。」という意味です。

試案」は、試みに立てた案をいいます。

対して「原案」は、最初の案をいいます。

試案」は、「試みに立てた案」、「草案」が「下書き」、「素案」が「大もとの考え」、「原案」が「最初の案」です。

順番に並べ替ると

試案」→「素案」→「草案」→「原案」となります。