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「三流」の意味と使い方や例文!「一流」「二流」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
三流

【読み方】
さんりゅう

【意味】
①三つの流派。三派。
②その分野で3番目に位置する等級。二流よりまた一段劣った、程度の低いものをいう。

【語源・由来】
「三」は「三番目。」
「流」は「仲間。たぐい。また、階層。等級。」

【類義語】
二流、三等

【対義語】
一流

三流(さんりゅう)の使い方

健太
すごい演技力だったね。
ともこ
鳥肌が立ったわ。
健太
三流の俳優には逆立ちしても真似できない演技だったね。
ともこ
俳優は顔じゃなくて演技力よね。

三流(さんりゅう)の例文

  1. 三流作家の書く作品なんか読む気がしない。
  2. 味も接客も三流だ。
  3. 手違いで三流のホテルに泊まることになった。
  4. この予算では三流の歌手しか呼べない。
  5. ともこちゃんは三流の男とは付き合わない。

「三流」と「一流」「二流」の違いは?

三流」に似ている語に「一流(いちりゅう)」「二流(にりゅう)」があります。

「三流」と「一流」の違いは?

一流」は、
1 その分野での第一等の地位。第一級。
2 他とは違う独特の流儀。
3 芸道などの一つの流派。
4 (「一旒」とも書く)旗やのぼりの1本。ひとながれ。
5 同族。血統を同じくするもの。

という意味です。

三流」も「一流」も程度を表す語です。

三流」は、「一流」よりはるかに劣り「二流」にも達しない低い程度のものをいいます。

「三流」と「二流」の違いは?

二流」は、
1 二つの流れ・流派。また、二つの方法。
2 一流より程度がやや劣ること。また、そのもの。

という意味です。

三流」も「二流」も、程度が劣っていることをいいます。

二流」は、「一流」よりは劣るが「三流」よりはましなものをいいます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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