読み方で悩みやすい漢字の一つに、「細雪」があります。
Q「細雪」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？
次の３択から選んでみて下さい。
細雪の読み方
- 「ささめゆき」
- 「さいせつ」
- 「ささめゆき」と「さいせつ」両方とも
このページでは、悩みやすい「細雪」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「細雪」の読み方は、「ささめゆき」？「さいせつ」？
細雪の正しい読み方は、「ささめゆき」「さいせつ」どちらなのでしょうか。実際に読もうと難しいと感じるかもしれませんね。
「細」の音読みには「サイ」、訓読み「ほそ（い）」「こまか（い）」「ささ（やか）」などがあります。また、「雪」の音読みには「セツ」、訓読みには「ゆき」があります。
しかし、細雪の読み方は「ささめゆき」が正しく、「さいせつ」は間違いになります。
正解は、①の「ささめゆき」です。
広辞苑には「ささめゆき」の項目はありますが、「さいせつ」はありません。
「ささめゆき」の意味
細雪の意味は「こまかに（まばらに）降る雪」です。
「細」の漢字には「ほそい」「こまかい」などの意味がありますが、「ささ（細・小）」（「さざ」とも）は接頭語として名詞に冠し、「小さい」「こまかい」「わずかな」などを意味します。また、「雪」には「ゆき」や「すすぐ」「そそぐ」などの意味があります。
細雪を用いた例文には「初冬に細雪が降る」があります。
まとめ
- 細雪の読み方は「ささめゆき」が正しい。
- 「さいせつ」と読むのは間違い。
- 細雪は「こまかい（まばらな）雪」を意味する。
