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「整然」の意味と使い方や例文!「理路整然」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
整然

【読み方】
せいぜん

【意味】
秩序正しく整っているさま。

【語源・由来】
「整」は「乱れたものを正しくそろえる。ととのえる。ととのっている。」
「然」は「他の語に付けて状態を表す語。」

【類義語】
端整、整列、分別、秩序

【対義語】
乱雑、混沌、混乱、雑然、カオス、錯綜、混迷

整然(せいぜん)の使い方

健太
この辺りの街は整然としているね。
ともこ
区画整理をしたから、整然とした街並みなのよ。
健太
なるほど。整然としているから道に迷うことが無いね。
ともこ
ごちゃごちゃした街もそれはそれで好きだけど、整然としているとわかりやすいわよね。

整然(せいぜん)の例文

  1. 理路整然としたともこちゃんの意見とは対照的に、健太くんの意見は支離滅裂だった。
  2. 芝生が整然と刈りそろえられ、美しい庭でした。
  3. 専門家の話は理路整然としていて説得力があります。
  4. 机の上には書類が整然と置かれていました。
  5. デモ隊は戦争に反対して整然と行進しました。

「理路整然」とは?

整然」を用いた表現の一つに「理路整然(りろせいぜん)」があります。

理路整然」とは、きちんと筋道の立った話し方や文章の組み立てのことをいいます。

理路」は、理論の組み立ての順序や手順という意味です。

【対義語】
・支離滅裂(しりめつれつ)
・不得要領(ふとくようりょう)

【例文】

  1. ともこちゃんは、理路整然とした解釈をすることができる人です。
  2. 理路整然と意見を述べれば、相手は理解してくれる。
  3. 健太くんの主張は理路整然としていて、反論の余地はなかった。