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「精悍」の意味と使い方や例文!「精悍な顔」とは?褒め言葉?(類義語・対義語)

【二字熟語】
精悍

【読み方】
せいかん

【意味】
顔つきや態度に勇ましく鋭い気性が現れていること。また、そのさま。

【語源・由来】
「精」は「雑念がなくひたすらはげむ。」
「悍」は「気が強く荒い。たけだけしい。」
「史記(侠列伝、郭解)」より。

【類義語】
凛々しい 勇壮

【対義語】
軟弱、ひ弱

精悍(せいかん)の使い方

健太
あれっ。彼は、もっと精悍な面構えじゃなかった?
ともこ
疲れ切った顔をしているわね。
健太
目の下に隈ができているよ。
ともこ
せっかくのイケメンが台無しね。

精悍(せいかん)の例文

  1. 健太くんは、頼りがいがありそうな精悍な顔の青年だ。
  2. 死闘を繰り広げたあとだというのに、彼は精悍さを少しも損なっていない。
  3. 日焼けしたその顔は、精悍そのものといっていい。
  4. 彼等は急に精悍な表情になって、毎日毎日忙しそうに動き廻り始めた。(井上靖、おろしや国酔夢譚)
  5. 以前の負けず嫌いな精悍な面魂はどこかに影をひそめ、なんの表情も無い、木偶のごとく愚者のごとき容貌に変っている。(中島敦、名人伝)

「精悍な顔」とは?褒め言葉?

精悍」は、「精悍な顔(せいかんなかお)」という表現で使います。

精悍な顔」とは、勇ましく、鋭い気迫にあふれた顔つきのことをいいます。

主に、男性の容姿に対する褒め言葉として使われます。

精悍な面構え」という使い方もあり、顔立ちが整ったイケメンに近い意味で使うこともあります。

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