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「精気」の意味と使い方や例文!「生気」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
精気

【読み方】
せいき

【意味】
①万物生成の元気。
②生命の源泉たる元気。精力。
③物の純粋な気。たましい。精神。
④精霊。霊鬼。

【語源・由来】
「精」は「人間の活動のもとをなすもの。」
「気」は「宇宙と人間の根底にあるとされるエネルギー。生命の活力。」

【類義語】
生気、活力、覇気

【対義語】
惰気

精気(せいき)の使い方

健太
この妖怪は怖いの?
ともこ
人を捕まえて精気を吸い取るんですって。
健太
精気を吸い取られても死なない?
ともこ
生きているのに死んでいるような状態になると思うわ。怖いわよね。

精気(せいき)の例文

  1. 人の手が加えられていない森には精気が満ちている。
  2. きつとその中には竜宮の精気みたいなものがこもつてゐるのでせうから。(太宰治、御伽草紙)
  3. 彼は、一気に精気を失って老化したようだ。
  4. 健太くんは精気が吹き込まれたかのように、元気を取り戻していった。
  5. 自然と一体化して精気をこの身に取り入れる。

「精気」と「生気」の違いは?

精気」と同じ読み方の語に「生気」があります。

生気」とは、「いきいきとした気力。活力。また、気力や活力にあふれた感じ。」という意味です。

精気」は、万物の根源の気、人の生命活動のもとになる精力をいいます。

対して「生気」は、いきいきとした気力や活力をいいます。人や植物の生命力あふれるさまを表すときに使います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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