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「雪辱」の意味と使い方や例文!「雪辱を晴らす」は間違い?誤用率50%以上!(類義語・対義語)

【二字熟語】
雪辱

【読み方】
せつじょく

【意味】
恥をすすぐこと。特に、競技などで負けたことのある相手を破って名誉を取り戻すこと。

【語源・由来】
「雪」は「すぐ。そそぐ。ぬぐう。」
「辱」は「はずかしめる。はじる。はじ。はずかしめ。」

【類義語】
仕返し、報復、返報、復讐、しっぺ返し、お礼参り、敵討ち、仇討ち

【対義語】
屈辱

雪辱(せつじょく)の使い方

健太
逆転の一打が出て、決勝戦でサヨナラ負けした昨年の雪辱を果たすことができたよ。
ともこ
健太くん。かっこよかったわよ。
健太
ほんとうに?
ともこ
健太くんの雄姿に恋に落ちた子もいるんだから。

雪辱(せつじょく)の例文

  1. 健太くんはライバルに雪辱を果たした。
  2. 日本は対戦相手に2-0で雪辱を果たした。
  3. 彼らは5年前の雪辱に燃えている。
  4. 次の試合で以前の雪辱を果たすつもりだ。
  5. タイトルを奪還して雪辱を果たす。

「雪辱を晴らす」は間違い!正しくは「雪辱を果たす」

雪辱」は「雪辱を果たす」という表現で知られています。

雪辱を果たす」とは、「(負けた相手に勝って)恥を消し去る。」という意味です。

雪辱を果たす」は、よく「雪辱を晴らす」と間違えられることがあります。

雪辱を晴らす」は誤用です。

文化庁が発表した令和元年度の「国語に関する世論調査」で、「雪辱を果たす」と「雪辱を晴らす」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、すべての年代で、誤用の「雪辱を晴らす」が多いという調査結果が出ました。

画像出典:文化庁

雪辱」は、前に負けた相手に勝つことなので、「晴らす」ものではありません。

正しくは「雪辱を果たす」または「雪辱する」と使います。
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