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「清廉」の意味と使い方や例文!「清廉潔白」とは?(類義語)

【二字熟語】
清廉

【読み方】
せいれん

【意味】
心が清らかで私欲がないこと。また、そのさま。廉潔。

【語源・由来】
「清」は「心や行いがきよく正しい。」
「廉」は「私欲がなく、けじめがついている。いさぎよい。」

【類義語】
潔白、清澄

【対義語】
腐敗

清廉(せいれん)の使い方

健太
神を敬い清廉な彼が喧嘩をするなんてね。
ともこ
びっくりよね。腹に据えかねるようなことがあったんでしょうね。
健太
余程の事だよね。彼に同情するよ。
ともこ
彼の事だから、喧嘩をしてしまった自分の弱い心を責めているでしょうね。

清廉(せいれん)の例文

  1. 国民は、清廉な政治を求めています。
  2. 重責を担う者として高度の倫理性、清廉性が求めらる。
  3. 彼は、知勇兼備で清廉潔白な人柄から、武士の鑑と称される。
  4. 人は正直で、清廉であらねばならない。
  5. 一見してすぐ清廉恪勤の士だとわかるような男は大抵人間の寸法がきまっているものだ(尾崎士郎、石田三成)

「清廉潔白」とは?

清廉」を用いた表現の一つに「清廉潔白(せいれんけっぱく)」があります。

清廉潔白」とは、心が清く、私利私欲をもたないことをいいます。

【例文】

  1. 自らの清廉潔白を証明するために立ち上がる。
  2. 政治家は清廉潔白であるべきだ。
  3. 彼は、不正や腐敗を嫌う清廉潔白な人です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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