【二字熟語】
寂寞
【読み方】
せきばく
「じゃくまく」とも読む。
【意味】
①ひっそりとして寂しいさま。じゃくまく。
②心が満たされずにもの寂しいさま。
【語源・由来】
「寂」は「さびしい。さびれる。しずか。ひっそりしている。」
「寞」は「ひっそりしている。さびしい。」
【類義語】
寂寥
【対義語】
満足、充実
寂寞(せきばく)の使い方
演奏会が終わった後のホールは寂寞としているよね。
そうね。いい演奏会であればあるほど寂寞感は強くなるわよね。
歴史に残るようないい演奏会だった。
こんな素晴らしい演奏会に立ち会うことができて幸せよね。
寂寞(せきばく)の例文
- 寂寞たる深夜に散歩に行くと心が落ち着く。
- 山里の夜は都会と異なり寂寞としている。
- 寂寞とした風景が広がっていた。
- 胸の寂寞を埋めるために音楽を聴く。
- 寂寞たる夜に月だけが僕に微笑みかけてくれているようだった。
寂寞感(せきばくかん)とは?
「寂寞」を使った語に「寂寞感」があります。
「寂寞感」はひっそりしてさびしい感じ、ものさびしい感じという意味です。
【例文】
- たくさんの友人に囲まれていても、健太くんの心は寂寞感に包まれていた。
- ともこちゃんの心は寒々とした寂寞感に占められている。
- 健太くんのおかげで寂寞感が払拭された。