【二字熟語】
戦慄
【読み方】
せんりつ
【意味】
恐ろしくてからだが震えること。
【語源・由来】
「戦」は「震えおののく。」
「慄」は「恐ろしくて身震いする。」
【類義語】
震え、身震い、武者震い
戦慄(せんりつ)の使い方
おぞましい犯罪の報道に戦慄する毎日だよね。
世界各地で、残虐な犯罪が起きているわよね。
なんとかならないのかな。
どんな天才でも、人間というものは愚かだから、どうしようもできないかもね。
戦慄(せんりつ)の例文
- 今はもう、この街もいきなり見る人の眼に戦慄を呼ぶものはなくなった。(原民喜、永遠のみどり)
- 突然、水を浴びたような戦慄を感じた。
- これからの事を思うと、戦慄を禁じ得なかった。
- それは、その場にいた全員にとって戦慄的なニュースだった。
- 戦慄を覚えて全身が震える
「戦慄が走る」とは?
「戦慄」を用いた表現に「戦慄が走る(せんりつがはしる)」があります。
「戦慄が走る」の「走る」とは、感覚・感情などが一瞬現れて消えるという意味です。
「戦慄が走る」とは、恐ろしい物事に遭遇して恐怖に震えることをいいます。
【例文】
- テレビに映った残虐な光景に戦慄が走った。
- その瞬間、身体の中を、恐怖にも似た戦慄が走った。