姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「戦略」の意味と使い方や例文!「戦術」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
戦略

【読み方】
せんりゃく

【意味】
①戦争に勝つための総合的・長期的な計略。
②組織などを運営していくについて、将来を見通しての方策。

【語源・由来】
「戦」は「武器をもって敵と争う。たたかい。いくさ。」
「略」は「はかる。はかりごと。たくらみ。」

【類義語】
公戦術、戦法

戦略(せんりゃく)の使い方

ともこ
あのアイスクリームが人気過ぎて、一時販売中止になってしまったわね。
健太
企業側の戦略らしいよ。
ともこ
売り切れると希少性が高まって、消費者の購買意欲に火がつくの?
健太
そういうことだね。

戦略(せんりゃく)の例文

  1. 経営戦略を議論する。
  2. 試合に勝つためには、戦略と戦術両方が必要です。
  3. カリスマ経営者に将来の戦略を聞く。
  4. 観光立国を掲げる政府の戦略推進もあって観光客は大幅に増えた。
  5. 今までは、戦略的ではなく場当たり的にやってきました。

「戦略」と「戦術」の違いは?

戦略」に似ている語に「戦術(せんじゅつ)」があります。

戦術」は、
①戦いに勝つための個々の具体的な方法。
②ある目的を達成するための具体的な方法・手段。

という意味です。

戦術」は、具体的・実際的なものをいうのに対して、「戦略」は、より大局的・長期的なものをいう点が違います。