【二字熟語】
潜在
【読み方】
せんざい
【意味】
表面には表れず内にひそんで存在すること。
【語源・由来】
「潜」は「中にひそんで表面に現れない。」
「在」は「ある。いる。物がそこにある。ある場所・立場などにいる。」
【類義語】
伏在
【対義語】
顕在
潜在(せんざい)の使い方
ともこちゃんの通っている塾は良い塾なの?
生徒の潜在能力を引き出すことを目的とした塾よ。
へえ。僕にも潜在能力があるのかな。
潜在している数学の能力が開花するかもしれないわよ。
潜在(せんざい)の例文
- 生徒達の間で潜在的に不満は存在していた。
- 潜在的な不和が顕在化した。
- その事実が、仮説が理論になる潜在的な障害となっている。
- 自分で意識していない潜在的な理由があるのかもしれない。
- 潜在意識に母の教えが植え付けられていたようだ。
「潜在」と「顕在」の違いは?
「潜在」に似ている語に「顕在」があります。
「顕在」は、はっきりと形にあらわれて存在すること(例:問題点が顕在化する。)
という意味です。
表面には表れず内にひそんで存在することを意味する「潜在」の対義語です。
なので、「潜在」と「顕在」は意味が真逆ということです。