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「潜在」の意味と使い方や例文!「顕在」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
潜在

【読み方】
せんざい

【意味】
表面には表れず内にひそんで存在すること。

【語源・由来】
「潜」は「中にひそんで表面に現れない。」
「在」は「ある。いる。物がそこにある。ある場所・立場などにいる。」

【類義語】
伏在

【対義語】
顕在

潜在(せんざい)の使い方

健太
ともこちゃんの通っている塾は良い塾なの?
ともこ
生徒の潜在能力を引き出すことを目的とした塾よ。
健太
へえ。僕にも潜在能力があるのかな。
ともこ
潜在している数学の能力が開花するかもしれないわよ。

潜在(せんざい)の例文

  1. 生徒達の間で潜在的に不満は存在していた。
  2. 潜在的な不和が顕在化した。
  3. その事実が、仮説が理論になる潜在的な障害となっている。
  4. 自分で意識していない潜在的な理由があるのかもしれない。
  5. 潜在意識に母の教えが植え付けられていたようだ。

「潜在」と「顕在」の違いは?

潜在」に似ている語に「顕在」があります。

顕在」は、はっきりと形にあらわれて存在すること(例:問題点が顕在化する。)

という意味です。

表面には表れず内にひそんで存在することを意味する「潜在」の対義語です。

なので、「潜在」と「顕在」は意味が真逆ということです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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