【二字熟語】
説破
【読み方】
せっぱ
【意味】
ときふせること。言い負かすこと。
【語源・由来】
「説」は「他人にといて従わせる。」
「破」は「相手を打ち負かす。」
【類義語】
反証、駁論、逆捩じ
説破(せっぱ)の使い方
健太くん。彼を説破してきてちょうだい。
口から先に生まれてきたような人を説破するなんて無理だよ。
彼を説破しないと何も始まらないのよ。
彼より口が達者なともこちゃんが説破してきてよ。
説破(せっぱ)の例文
- ともこちゃんを説破した健太くんは、自慢気にそのことを語っている。
- 両親を説破して、海外留学の許可を得た。
- ともこちゃんを説得するつもりが説破されてしまった。
- 私の説破で健太くんは変心した。
- 科学的な観点からともこちゃんを説破しましょう。
「説破」と「論破」の違いは?
「説破」に似ている語に「論破(ろんぱ)」があります。
「論破」は、議論をして相手の説を破ることをいいます。
「説破」も「論破」を相手を言い負かすことをいいます。
しかし、「説破」には、ときふせることという意味がありますが、「論破」にその意味はなく、ときふせて言い負かす「説破」に対して、「論破」は、議論で言い負かす点が違います。