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「説破」の意味と使い方や例文!「論破」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
説破

【読み方】
せっぱ

【意味】
ときふせること。言い負かすこと。

【語源・由来】
「説」は「他人にといて従わせる。」
「破」は「相手を打ち負かす。」

【類義語】
反証、駁論、逆捩じ

説破(せっぱ)の使い方

ともこ
健太くん。彼を説破してきてちょうだい。
健太
口から先に生まれてきたような人を説破するなんて無理だよ。
ともこ
彼を説破しないと何も始まらないのよ。
健太
彼より口が達者なともこちゃんが説破してきてよ。

説破(せっぱ)の例文

  1. ともこちゃんを説破した健太くんは、自慢気にそのことを語っている。
  2. 両親を説破して、海外留学の許可を得た。
  3. ともこちゃんを説得するつもりが説破されてしまった。
  4. 私の説破で健太くんは変心した。
  5. 科学的な観点からともこちゃんを説破しましょう。

「説破」と「論破」の違いは?

説破」に似ている語に「論破(ろんぱ)」があります。

論破」は、議論をして相手の説を破ることをいいます。

説破」も「論破」を相手を言い負かすことをいいます。

しかし、「説破」には、ときふせることという意味がありますが、「論破」にその意味はなく、ときふせて言い負かす「説破」に対して、「論破」は、議論で言い負かす点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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