【二字熟語】
節制
【読み方】
せっせい
【意味】
①度を越さないよう控えめにすること。ほどよくすること。
②規律正しく統制のとれていること。
③欲望を理性の力によって秩序のあるものとすること。
【語源・由来】
「節」は「ほどよい。ひかえめにする。」
「制」は「度をこえないようにおさえる。ほどよくする。」
【類義語】
自制
節制(せっせい)の使い方
父さんが、健康診断で悪い結果が出て節制しているんだよ。
やめれなかったお酒をやめたの?
そうなんだ。今では健康茶を飲んでいるんだよ。
人って変わるものね。
節制(せっせい)の例文
- 健康のために節制する。
- 酒と食事の節制が君の健康には最も重要だ。
- 節制した生活を送る。
- 彼は大酒飲みだったが、今は節制している。
- 最近太ってきたので少し食事を節制しようと思う。
「節制」と「摂生」の違いは?
「節制」に似ている語に「摂生(せっせい)」があります。
「摂生」は
衛生に注意し、健康の増進を図ること。養生。(例:摂生につとめる。)
という意味です。
「節制」は、健康のために度を越さないようひかえめにすることをいいます。対して「摂生」は身体に悪いことをやめて、健康に注意することを言います。
「節制」はひかえる、「摂生」はやめるという違いがあります。