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「節制」の意味と使い方や例文!「摂生」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
節制

【読み方】
せっせい

【意味】
①度を越さないよう控えめにすること。ほどよくすること。
②規律正しく統制のとれていること。
③欲望を理性の力によって秩序のあるものとすること。

【語源・由来】
「節」は「ほどよい。ひかえめにする。」
「制」は「度をこえないようにおさえる。ほどよくする。」

【類義語】
自制

節制(せっせい)の使い方

健太
父さんが、健康診断で悪い結果が出て節制しているんだよ。
ともこ
やめれなかったお酒をやめたの?
健太
そうなんだ。今では健康茶を飲んでいるんだよ。
ともこ
人って変わるものね。

節制(せっせい)の例文

  1. 健康のために節制する。
  2. 酒と食事の節制が君の健康には最も重要だ。
  3. 節制した生活を送る。
  4. 彼は大酒飲みだったが、今は節制している。
  5. 最近太ってきたので少し食事を節制しようと思う。

「節制」と「摂生」の違いは?

節制」に似ている語に「摂生(せっせい)」があります。

摂生」は

衛生に注意し、健康の増進を図ること。養生。(例:摂生につとめる。)

という意味です。

節制」は、健康のために度を越さないようひかえめにすることをいいます。対して「摂生」は身体に悪いことをやめて、健康に注意することを言います。

節制」はひかえる、「摂生」はやめるという違いがあります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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