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「放縦」の意味と使い方や例文!「放縦不羈」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
放縦

【読み方】
ほうじゅう

「じゅう」は慣用音。
「ほうしょう」とも読む。

【意味】
何の規律もなく勝手にしたいことをすること。また、そのさま。放恣 (ほうし) 。放埒 (ほうらつ) 。ほうしょう。

【語源・由来】
「放」は「思うままにする。ほうっておく。」
「縦」は「思う存分にする。ほしいまま。」

【類義語】
放埓、放恣

【対義語】
克己

放縦(ほうじゅう)の使い方

健太
田舎は人の付き合いが密だから、放縦なことをする人が少ないんだって。
ともこ
田舎って近所の目が面倒だけど、犯罪の抑止力になっているのね。
健太
そうなんだよ。
ともこ
田舎暮らし、いいかもね。

放縦(ほうじゅう)の例文

  1. 放縦な生涯を送る。
  2. 自由と放縦をはき違えている。
  3. 放縦な性格の健太くんは、誰かの下で働くことができないだろう。
  4. 厳格な家庭で育ったともこちゃんとは対照的に、健太くんは放縦だ。
  5. 放縦な健太くんに家計を任せるわけにはいかない。

「放縦不羈」とは?

放縦」は「放縦不羈(ほうじゅうふき)」という四字熟語があります。

放縦不羈」は何ものにも束縛されず、勝手気ままに振る舞うこと

という意味です。

不羈」は束縛されないこと。「」はつなぐ、束縛するという意味です。「ほうしょうふき」とも読みます。

【類義語】

  • 放蕩不羈(ほうとうふき)
  • 放蕩無頼(ほうとうぶらい)