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「雪隠」の意味と使い方や例文!「雪隠詰め」とは?(類義語)

【二字熟語】
雪隠

【読み方】
せっちん

【意味】
便所。かわや。

【語源・由来】
元、禅宗の語で「せついん」の転。また、「西浄(せいちん)」の転とも 。

【類義語】
便所、トイレ、かわや

雪隠(せっちん)の使い方

健太
寒い季節の雪隠は行列ができているから嫌だな。
ともこ
寒いと尿意が増すわよね。
健太
尿意を我慢できたらいいのにな。
ともこ
我慢すると病気になるからやめた方が良いわよ。

雪隠(せっちん)の例文

  1. お腹が痛い健太くんは雪隠にこもっている。
  2. デパートの雪隠はきれいで好きだ。
  3. この先雪隠がないから、今のうちに行っておいた方がいい。
  4. 雪隠の掃除を丁寧にすると運が良くなるそうだ。
  5. 健太くんの家の雪隠は私の部屋より広い。

「雪隠詰め」とは?

雪隠」を用いた語の一つに「雪隠詰め(せっちんづめ)」があります。

雪隠詰め」は、
①将棋で相手の王将を、盤の隅に追い込んで詰めること。都詰。
②逃げ場のない所へ追い詰めること。

という意味です。

【例文】
・借金乞ひのために逃げ道を失ひ、遂に雪隠詰めとなるあり。(洒落本、娼妓絹籭)
・健太くんを雪隠詰めにする。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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