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「浅学」の意味と使い方や例文!「浅学非才」「浅学寡聞」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
浅学

【読み方】
せんがく

【意味】
学問や知識が未熟なこと。また、その人。自分のことをへりくだっていう語。

【語源・由来】
「浅」は「知識・思慮が乏しい。あさはか。」
「学」は「学問をする人。学者。」

【類義語】
無知、蒙昧、浅薄

【対義語】
博学、碩学

浅学(せんがく)の使い方

ともこ
宝箱から古文書が出てきたんですって?
健太
そうなんだ。でも、浅学な僕の知識では、この古文書を読むことはできないよ。
ともこ
見せて。宝は全部いただいたって書いてあるわよ。
健太
残念無念。

浅学(せんがく)の例文

  1. 討論で自分の浅学をあばかれた。
  2. ともこちゃんに、僕の浅学さを笑われた。
  3. 自分の浅学さを思い知った。
  4. ともこちゃんは、先生の足元にも及ばない浅学寡聞ですからと謙遜して言った。
  5. 浅学の私には、ともこちゃんの話が理解できなかった。

「浅学非才」「浅学寡聞」とは?

浅学」を用いた語に、「浅学非才(せんがくひさい)」「浅学寡聞(せんがくかぶん)」があります。

「浅学非才」とは?

浅学非才」は、学問が浅く、才能にも乏しいこと。自らを謙遜していう。

という意味です。

非才」は、才知のないことをいいます。

【類義語】
・寡聞浅学(かぶんせんがく)
・浅学寡聞(せんがくかぶん)

【対義語】
・博学広才(はくがくこうさい)
・博学多才(はくがくたさい)

「浅学寡聞」とは?

浅学寡聞」は、見識が狭く、学識の深くないこと。

という意味です。

寡聞」は、見識が狭いこと。知識が少ないこと。「寡」は、少ないという意味です。
謙遜の表現として用いられることが多い語です。
【類義語】
・浅学多才(せんがくたさい)
・浅学非才(せんがくひさい)

【対義語】
・博聞強記(はくぶんきょうき)