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「摯実」の意味と使い方や例文!「摯実に就く」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
摯実

【読み方】
しじつ

【意味】
心がこもりまじめなさま。誠実。真摯 (しんし) 。

【語源・由来】
「摯」は「まこと。まじめ。」
「実」は「まこと。まごころ。」

【類義語】
誠実、真摯

【対義語】
不誠実、不真面目、無責任、軽薄

摯実(しじつ)の使い方

健太
僕の周りは何て不誠実な人ばかりなんだろう。
ともこ
それは、健太くんが周囲の人に対して摯実ではないからよ。
健太
僕が摯実であれば、周りの人も変わるの?
ともこ
そういうものよ。

摯実(しじつ)の例文

  1. 少し頭が悪くても摯実な人が良いと思う。
  2. 品行方正で摯実なともこちゃんは、きっと出世するだろう。
  3. 健太くんよりもともこちゃんの方が摯実です。
  4. 摯実な人柄から、上司からの信頼が厚い。
  5. 摯実で正直なら、僕の目をまっすぐに見ることができるだろう。

「摯実に就く」とは?

摯実」を用いた表現の一つに「摯実に就く(しじつにつく)」があります。

摯実に就く」の「就く」とは、「選んで、それに従う。」という意味です。

摯実に就く」とは、心がこもりまじめな方を選ぶという意味です。

【例文】
・社会に生きる一人の人間として、摯実に就く行動を心がける。
・過去の悪行を恥じ、摯実に就く人間になる。
摯実に就く選択をすることで信頼を得ていく。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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