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「死活」の意味と使い方や例文!「死活問題」とは?(類義語)

【二字熟語】
死活

【読み方】
しかつ

【意味】
死ぬことと生きること。死ぬか生きるかということ。

【語源・由来】
「活」は「生きる。暮らす。」

【類義語】
生き死に、生死

死活(しかつ)の使い方

健太
色んなものの価格が上がって、お小遣い制の僕にとっては死活問題だよ。
ともこ
物価が上がっているからお小遣いを上げてと言っても、お父さんの給料が上がっていないもんね。
健太
迅速に対応してくれない無能な政治家に腹が立ってくるよ。
ともこ
いつの時代も苦しむのは庶民よね。

死活(しかつ)の例文

  1. 代替エネルギーの開発は、人類にとって死活問題です。
  2. 君にとっては些細な問題でも、僕らにとっては死活問題だ。
  3. 原油の高騰は、車社会の地方にとって死活問題です。
  4. 大株主の健太くんの所有する株が、その会社の死活を左右する。
  5. ちょっとした誤解から相互の関係にひびが入り、死活の大事件が起こることがある。

「死活問題」とは?

死活」を用いた表現の一つに「死活問題」があります。

死活問題」とは、生き死ににかかわるような重大な問題という意味です。

【例文】
・天気予報の精度は、気候の変化に大きな影響を受ける産業で働く人々には死活問題です。
・映画を撮影してネットにアップする行為は違法で、映画関係者にとって死活問題だ。
・優秀な人材確保は企業にとって死活問題だ。