読み方で悩みやすい漢字の一つに、「寝具」があります。
Q「寝具」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
寝具の読み方
- 「しんぐ」
- 「ねぐ」
- 「しんぐ」と「ねぐ」両方とも
このページでは、悩みやすい「寝具」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「寝具」の読み方は、「しんぐ」?「ねぐ」?
寝具の正しい読み方は「しんぐ」「ねぐ」どちらなのでしょうか?
「寝」の音読みは「シン」、訓読みは「ね(かす・る)」表外読として「みたまや」「みにく(い)」「や(める)」となります。
一方「具」の音読みは「グ」、訓読みは表外読みとして「つぶさ(に)」「つま」「そな(える・わる)」となります。
このことから「しんぐ」は正しそうですが「ねぐ」はどうなのでしょう。
さて、結論を言ってしまうと、寝具の読み方は「しんぐ」が正しく、「ねぐ」は間違いです。
つまり、答えとしては1つ目の「しんぐ」ということになります。
「ねぐ」となると湯桶読みとなります。
湯桶読みとは、「夕刊」や「株券」などのように、先の字を訓読みし次の字を音読みするという変則的な読み方です。
反対に先の字を音読みし次の字を訓読みする場合には重箱読みとなります。
いずれにしても、あまりメジャーな読み方ではありません。
「寝具」の意味
寝具とは、「寝る時に用いる道具。夜具」の意味になります。
つまり、布団・枕・夜着のことですね。
寝具の使い方としては、「引っ越しに伴い寝具を新たに購入した」などがあります。
まとめ
- 寝具の読み方は「しんぐ」が正しい。
- 寝具を「ねぐ」と読むのは間違い。
- 寝具とは「寝る時に用いる道具」の意である。