【二字熟語】
深謝
【読み方】
しんしゃ
【意味】
深く感謝すること。また、ていねいにわびること。
【語源・由来】
深い感謝という意味から。
深謝(しんしゃ)の使い方
ともこちゃんのおかげで夏休みの宿題を無事に終えることができたよ。深謝の意を表したい。
お礼の言葉なんていいわよ。
そういうわけにはいかないよ。
お礼の言葉よりケーキがいいわ。
深謝(しんしゃ)の例文
- ともこちゃんには最も深謝しなければならないでしょう。
- 中でも三人に対し深謝の意を表している。
- 重ねてのご協力を深謝する。
- 社長の厚意に深謝する。
- 粋な計らいに深謝する。
「深謝」と「多謝」や「陳謝」の違いは?
「深謝」に似た言葉に「多謝(たしゃ)」「陳謝(ちんしゃ)」があります。
「多謝」は「厚く礼を述べること。深く感謝すること。深く罪をわびる語。多罪。」
「陳謝」は「わけをのべてあやまること。礼を言うこと。」
という意味です。
「深謝」「多謝」「陳謝」は、「謝る、感謝する」という意味は共通です。
違いは、
「深謝」・・・「ていねいに深く」
「多謝」・・・「何度も」
「陳謝」・・・「わけを述べる」
という点です。
「深謝」は深く丁寧に、「多謝」は感謝や謝意を何度も伝える、「陳謝」は理由を対応策や解決策を含めて伝え謝るという意味が含まれます。
「とてもお世話になっている」という時は「深謝」、「何度もお世話になっている」という時は「多謝」、不祥事や事故が起こった時は「陳謝」を使います。