【二字熟語】
進呈
【読み方】
しんてい
【意味】
さしあげること。進上。
【語源・由来】
「進」は「さし出す。さしあげる。」
「呈」は「さしだす。さしあげる。」
【類義語】
進上
進呈(しんてい)の使い方
このアンケートに答えたら粗品を進呈するって書いてあるよ。
へえ。いいわね。
アンケートに答えるだけでもらえるなんてお得だね。
住所氏名を書かなくていいなら答えてもいいかな。
進呈(しんてい)の例文
- 知人に進呈した。
- 先着100名様に粗品を進呈します。
- 最優秀賞には100万円進呈されます
- 自著をともこちゃんに進呈しよう。
- 食欲がすさまじい健太くんに、牛飲馬食という言葉を進呈したい。
「進呈」と「贈呈」の違いは?
「進呈」に似た言葉に「贈呈」があります。
「贈呈」は、人に物をさし上げること。進呈。(例:記念品を贈呈する。)
という意味です。
「進呈」と「贈呈」はともに、人にものをさし上げるという意味です。
「贈呈」を辞書で調べると「進呈」と書いてあります。
【両語の違い】
「進呈」・・・「粗品進呈」のように軽いニュアンス。「つまらないものですが」と言いながら品物を渡す時など、目下の人から目上の人に対して使います。
「贈呈」・・・「花束贈呈」「記念品贈呈」のように、努力の証や感謝の意をこめて、目上の人から目下の人に対して、または同じ立場の人に対して使うことが多いです。
このように「進呈」と「贈呈」のものをさし上げる時の気持ちの部分に違いがあります。