「笑止」の意味と使い方や例文！「笑止千万」とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
笑止

【読み方】
しょうし

【意味】
①ばかばかしいこと。おかしいこと。また、そのさま。
②気の毒に思うこと。また、そのさま。
③困っていること。また、そのさま。
④恥ずかしく思うこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「笑」は「わらう。わらい。」
「止」は「活動をやめる。とめる。ひきとめる。」
「勝事（しょうじ）（しょうし）」の変化とされる。

【類義語】
片腹痛い、おかしい

笑止（しょうし）の使い方

健太くん。私に嘘をついているわね。

何でばれたの。

事実はばれないと思っていたら笑止なことね。

やっぱり噓はだめだな。

笑止（しょうし）の例文

1. 彼はよく笑止なことを言う。
2. あいつがそんな大口をたたくとは笑止千万だ。
3. 君の言い訳は全く笑止だ。
4. よりによって健太くんが道徳を説くなんて笑止千万。
5. 迷信は所詮迷信、笑止の至りだ。

「笑止千万」とは？

「笑止」を用いた語の一つに「笑止千万（しょうしせんばん）」があります。

「笑止千万」は、「ひどくばかばかしくて、話にならないこと。また、とても気の毒であるという意味でも使うことがある。」という意味です。

【例文】
・それは笑止千万な話だ。
・笑止千万な噂だ。

【類義語】
・へそで茶を沸かす
・架空無稽（かくうむけい）
・奇異荒唐（きいこうとう）
・荒唐不稽（こうとうふけい）
・荒唐無稽（こうとうむけい）
・無稽荒唐（むけいこうとう）