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「初動」の意味と使い方や例文!「初動対応」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
初動

【読み方】
しょどう

【意味】
①最初に起こす行動や動作。
②地震の、初期微動。

【語源・由来】
「初」は「物事のはじめ。はじめの時期・段階。」
「動」は「うごきを引き起こす。うごかす。」

【類義語】
初手

【対義語】
次第

初動(しょどう)の使い方

健太
初動捜査でミスがあったようで、あの事件が迷宮入りしそうなんだって。
ともこ
初動捜査は大事よね。
健太
初動捜査をしっかりやらないと、犯人が残した形跡を見落とすことになるもんね。
ともこ
町の平和のために、早期解決できると良いわね。

初動(しょどう)の例文

  1. 生徒が部活中に死亡した件で、事実関係を確認し初動対応や練習の進め方に問題がなかったかを調べる。
  2. 南海トラフなどによる巨大地震に備えて、災害対策本部を立ち上げる初動訓練が行われました。
  3. 初動の方針を誤ると、作戦の失敗につながる危険性がある。
  4. 初動段階で、異例の一万人体制の捜査が行われた。
  5. 初動対応を誤り、感染が爆発的に広がった。

「初動対応」とは?

初動」を用いた表現の一つに「初動対応(しょどうたいおう)」があります。

初動対応」とは、初期対応ともいい、事故の報告がされたあと保険会社が行う相手方への連絡や病院への治療費の手続き、修理工場への連絡、レンタカーの手配などをいいます。

また、災害などのリスク発生直後に行う最初の対応のこともいいます。

【例文】
・原発事故後の政府の初動対応に批判が集まった。
・その時の初動対応のお粗末さが、犠牲者を増やすことにつながった。
初期対応が遅れ、初動消火に失敗した。

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