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「諸君」の意味と使い方や例文!失礼で偉そう?女性に使える?(類義語)

【二字熟語】
諸君

【読み方】
しょくん

【意味】
主に男性が、対等かそれ以下の多数の相手に対して、親しみを込めていう語。きみたち。みなさん。

【語源・由来】
「諸」は「多くの。もろもろの。」
「君」は「同輩や目下の者を呼ぶ語。」

【類義語】
諸子、諸賢、諸兄、諸姉

諸君(しょくん)の使い方

健太
昨日、授業中に、諸君のように平和な時代に生まれた人はとても幸福だって言われたよ。
ともこ
平和しか知らないと実感がわかないけれども、とても幸せなことなのよね。
健太
実感がわかなくてもいい。このまま平和しか知らないままでいたいよ。
ともこ
それは間違いないわ。

諸君(しょくん)の例文

  1. 職場の諸君によろしく。
  2. 諸君のご健闘を祈ります。
  3. 健太くんだけこの場に残り、他の諸君は教室に戻ってよろしい。
  4. 満場の紳士淑女の諸君
  5. 諸君に言っておきたいことがある。

失礼で偉そう?女性に使える?

諸君」は、男性が改まった気持ちで多数の人に呼びかける時に使う語です。

なので、呼びかけられた側が女性であることはあっても、呼びかける側が女性になることはありません。

また、「諸君」は、「君たち」より敬意が強く、「皆さん」よりはもったいぶった言い方で、対等かそれ以下の人々に対して使われ、目上の人に対しては使いません。

諸君」は、軽い敬意や親愛の念をこめていう語なので、失礼だったり、上から目線で偉そうということはありません。ただし、目上の人に対しては使わないように注意して下さい。
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