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「諸事」の意味と使い方や例文!「諸事万端」とは?(類義語)

【二字熟語】
諸事

「庶事」とも書く。

【読み方】
しょじ

【意味】
多くのさまざまな事柄。いろいろな事。

【語源・由来】
「諸」は「多くの。もろもろの。」
「事」は「ことがら。できごと。」

【類義語】
諸々の事情、諸般の事情、仔細

諸事(しょじ)の使い方

ともこ
健太くんは諸事型破りで驚かされるわ。
健太
人とは違うことをしたいじゃない。
ともこ
同じことをやっていてもおもしろくないけど、平気で伝統の壁をぶち破るから、傍から見ているとハラハラすることもあるわよ。
健太
心配しないで。諸事万端うまくやるから。

諸事(しょじ)の例文

  1. 向こう5年間、諸事節約の厳令を出すこととする。
  2. 健太くんは、諸事いいかげんだった。
  3. 算用の道知らざるものは諸事に付け悪しき事に候、常に心懸申すべく候事(高山公実録)
  4. 親友に裏切られた健太くんは、諸事にわたって疑り深くなった。
  5. 諸事説明が終わるまでは帰ることができません。

「諸事万端」とは?

諸事」を用いた表現の一つに「諸事万端」があります。

諸事万端」とは、さまざまなこと全てという意味です。

万端」は、何もかも、全てという意味です。

【例文】
・あなた方は博士と云うと諸事万端人間いっさい天地宇宙の事を皆知っているように思うかもしれないが全くその反対で(夏目漱石、道楽と職業)
諸事万端の準備には、まだまだ日数が必要だ。
諸事万端整えるのに、それほど手間はかからなかった。