【二字熟語】
所業
「所行」とも書く。
【読み方】
しょぎょう
【意味】
行い。しわざ。多く、好ましくないことにいう。
【語源・由来】
「所」は、動作・行為を表す語に冠して「…するところ」「…するもの」の意を示す。
「業」は「しわざ。行い。」
【類義語】
所為、仕業
所業(しょぎょう)の使い方
ロシア軍がウクライナに侵攻したそうだよ。
ニュースで流すことができないような所業を繰り返しているそうね。
戦争を回避する術はなかったのかな。
昔から人間は愚かな生き物なのよ。
所業(しょぎょう)の例文
- 動物に虐待をするとは悪魔の所業だ。
- 世にも恐ろしい所業を目撃してしまった。
- 正気の沙汰とは思えない彼の所業に、皆絶句した。
- 教会で懺悔したからと言って、これまでの所業が洗い流されるわけではないと思っている。
- 同じ人間がすることとは思えない所業だった。
「鬼畜の所業」とは?
「所業」を用いた表現の一つに「鬼畜の所業(きちくのしょぎょう)」があります。
「鬼畜の所業」の「鬼畜」とは、「鬼と畜生。転じて、残酷で、無慈悲な行いをする者。」という意味です。
「鬼畜の所業」とは、鬼や畜生がするような行いのこと、人間らしさの感じられない振る舞いという意味です。
【例文】
・生まれたばかりの子猫をゴミ袋に入れて捨てるとは鬼畜の所業だ。
・ホロコーストは鬼畜の所業で、許されるべきことではない。
・無辜の民を大勢殺す核兵器の使用は鬼畜の所業だ。