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「正気」の意味と使い方や例文!「正気の沙汰ではない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
正気

【読み方】
しょうき

【意味】
正常な心。確かな意識。

【語源・由来】
「正」は「ただしい。いつわりがない。」
「気」は「精神・感情の働き。」

【類義語】
素面

【対義語】
狂気、冗談

正気(しょうき)の使い方

健太
ともこちゃん。学校をやめようと思うんだ。
ともこ
そんなことをいうなんて正気なの?
健太
学校をやめるのは狂気かな。
ともこ
何のとりえもない健太くんが学校をやめるなんて狂気よ。もう少し冷静に考えた方がいいわ。

正気(しょうき)の例文

  1. 洗脳されていた健太くんが正気に戻った。
  2. 彼の所業は決して正気の沙汰とは思われません。
  3. 錯乱した彼女が正気に戻るまでにしばらく時間がかかった。
  4. まさか正気でそんなことをしたんじゃないだろう。
  5. こんなつぶれかけの会社を買収するなんて正気の沙汰とは思えない。

「正気の沙汰ではない」とは?

正気」を用いた語の一つに「正気の沙汰ではない(しょうきのさたではない)」があります。

正気の沙汰ではない」の「沙汰」は、「問題となるような事件。その是非が問われるような行為。」という意味です。

正気の沙汰ではない」とは、正常な判断力を持ってそのようにしたとは思えないさまをいいます。

【例文】
・混雑するGW中に旅行に行くなんて正気の沙汰ではない
・家の壁をショッピングピンクに塗り替えるなんて、正気の沙汰ではない
・そんな恰好で面接会場に現れるとは正気の沙汰ではない

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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