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「消滅」の意味と使い方や例文!「消失」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
消滅

【読み方】
しょうめつ

【意味】
消えてなくなること。消してなくすこと。

【語源・由来】
「消」は「きえる。ほろびる。なくなる。」
「滅」は「存在しているものを絶やしなくする。なくなる。ほろびる。」

【類義語】
消失、滅却、消える、霧消、消散

【対義語】
出現、発生、存在、復活

消滅(しょうめつ)の使い方

ともこ
健太くん。ここにあったケーキをしらない?
健太
自然消滅したんじゃないの?
ともこ
自然消滅するわけないでしょう。
健太
ごめんね。僕が食べたからもうないよ。

消滅(しょうめつ)の例文

  1. 過払い金の返還請求は、一般債権の消滅時効に該当し、過払いを知ってから5年、過払いを行ってから10年を経過すると返還請求できなくなります。
  2. 埋め立て工事によって干潟が消滅しました。
  3. 境内でふるまわれた厄除けぜんざいに使われている小豆の赤は、敬愛と罪障消滅を意味します。
  4. 各地の方言が消滅の危機にあります。
  5. 後継者不足で消滅しかけている伝統工芸が多い。

「消滅」と「消失」の違いは?

消滅」に似ている語に「消失(しょうしつ)」があります。

消失」は、「物が消えてなくなること。また、今まで有効だったものが、その効力などを失うこと。」という意味です。

消滅」も「消失」も、消えてなくなることをいいます。

しかし「消滅」は、存在していたものが、滅びてなくなっていくことをいいます。

対して「消失」は、存在していたものが、跡形もなく消えうせることをいう点が違います。

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