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「心痛」の意味と使い方や例文!「心労」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
心痛

【読み方】
しんつう

【意味】
①心配して深く思い苦しむこと。心を痛めること。
②胸が痛くなること。胸痛。

【類義語】
心労、気苦労、心配、苦悩など(文脈による)

「心痛」の意味を簡単にいうと

現代の一般的な「心痛」は、心配して深く思い苦しむこと、心を痛めることを表します。「心痛を察する」「心痛の種」のように使います。

国語辞典には、もう一つ胸が痛くなること・胸痛という語義もあります。こちらは古い文章などで見られる用法で、現代の医療用語として症状を説明するときは通常「胸痛」など、より明確な語が使われます。

「心痛」と「心労」の違い

  • 心痛:心配して深く思い苦しみ、心を痛めること
  • 心労:あれこれ心配して心を使うこと。また、それによる精神的な疲れ

意味はかなり近く、両方が使える場面もあります。

傾向として、「心痛」は深く心を痛めることに、「心労」は心配を重ねることや、それによる精神的な疲れに焦点があります。「重大な出来事なら心痛、長期間なら心労」と機械的に分ける必要はありません。

「ご心痛」とは

相手の心痛について丁寧に述べるときは、「ご心痛」とすることがあります。「ご心痛はいかばかりかとお察しします」のような形です。

相手が深く苦しんでいる状況に触れる重い表現なので、軽い心配事に機械的に使うのではなく、文脈に合わせることが大切です。

心痛(しんつう)の例文

  1. 関係者の心痛を思い、慎重に言葉を選んだ。
  2. 結果が出るまで、家族の心痛は続いた。
  3. 問題が解決し、長く抱えていた心痛がようやく和らいだ。
  4. 相手の心痛を察し、詳しい事情を無理に尋ねないことにした。
  5. その件は長い間、本人にとって心痛の種になっていた。

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北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
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