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「小生」の意味と使い方や例文!目上やビジネスシーンでは失礼?(類義語)

【二字熟語】
小生

【読み方】
しょうせい

【意味】
一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。多く、手紙文に用いる。

一般的に、自分と同等か、目下の人に対して使う。

【語源・由来】
「小」は「自分や、自分に関することを謙遜 (けんそん) していう語。」
「生」は「自分の謙称。」

【類義語】
不肖、愚生、小弟、手前、拙者

【対義語】
貴殿

小生(しょうせい)の使い方

ともこ
健太くんはどう思う?
健太
僕は、ともこちゃんのアイディアがいいと思うな。先生も手紙で「小生はともこちゃんのアイディアがいいと思う」って書いてあるよ。
ともこ
みんなが賛成してくれるなら、私のアイディアで進めるわね。
健太
それが良いよ。

小生(しょうせい)の例文

  1. 小生も同じ考えです。
  2. 小生も元気です。
  3. 彼は、小生は無実であると手紙で訴えていた。
  4. 及ばずながらも小生も応援に回ります。
  5. 小生は不器用ですから。

目上やビジネスでは失礼になる?

小生」は、手紙文などで、同等以下の相手に対して使う自分を指し示す丁重語です。

なので、目上の人に対して「小生は体調不良のために会社を休みます」と言うと、横柄な発言と受け取られる可能性があります。

小生」は、ビジネスシーンや目上の人に対しては使いません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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