【二字熟語】
出立
【読み方】
しゅったつ
【意味】
①旅に出発すること。
②物事を始めること。
【語源・由来】
「いでたつ」と「出発」との混合語。
【類義語】
出発、出撃
【対義語】
到着
出立(しゅったつ)の使い方
彼女はもういないの?
朝早くに出立したわよ。
最後に一目会いたかったなあ。
大げさに見送られるよりも、静かに出立したかったんですって。
出立(しゅったつ)の例文
- 出立の日が来たが、気分は乗らないままだった。
- 急な出立で、何の準備もできなかった。
- 誰にも別れを告げず、黙って出立した。
- 出立はしばし待てとおみくじに書いてあった。
- 予定通り出立したが、電車が遅れているため予定よりも時間がかかりそうだ。
「出立」と「出発」の違いは?
「出立」に似ている語に「出発(しゅっぱつ)」があります。
「出発」は、
①目的地に向かって出かけること。出立 (しゅったつ) 。
②物事を始めること。また、その始まり。
という意味です。
「出立」は、「いでたつ」と「出発」との混合語なので、目的地に向かって出かけることという意味は同じです。
しかし「出立」は、主に、旅立ちの意味で使われます。
また「出発」には物事を始めることという意味がありますが、「出立」にその意味はありません。