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「出立」の意味と使い方や例文!「出発」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
出立

【読み方】
しゅったつ

【意味】
①旅に出発すること。
②物事を始めること。

【語源・由来】
「いでたつ」と「出発」との混合語。

【類義語】
出発、出撃

【対義語】
到着

出立(しゅったつ)の使い方

健太
彼女はもういないの?
ともこ
朝早くに出立したわよ。
健太
最後に一目会いたかったなあ。
ともこ
大げさに見送られるよりも、静かに出立したかったんですって。

出立(しゅったつ)の例文

  1. 出立の日が来たが、気分は乗らないままだった。
  2. 急な出立で、何の準備もできなかった。
  3. 誰にも別れを告げず、黙って出立した。
  4. 出立はしばし待てとおみくじに書いてあった。
  5. 予定通り出立したが、電車が遅れているため予定よりも時間がかかりそうだ。

「出立」と「出発」の違いは?

出立」に似ている語に「出発(しゅっぱつ)」があります。

出発」は、
①目的地に向かって出かけること。出立 (しゅったつ) 。
②物事を始めること。また、その始まり。

という意味です。

出立」は、「いでたつ」と「出発」との混合語なので、目的地に向かって出かけることという意味は同じです。

しかし「出立」は、主に、旅立ちの意味で使われます。

また「出発」には物事を始めることという意味がありますが、「出立」にその意味はありません。